Last update: May 5, 2000

SPARCclassicに Solaris 8 をインストールする

はじめに

怖いもの見たさというか、やっぱりやってしまいました。 SPARCclassic に Solaris 8 のインストールを (笑)

このページの目的は、SPARCclassic が速度以外は現代的な マシンであることを示すとともに、いかに遅いマシンであるかを 証明することです(をいをい)。

環境など

うちの SPARCclassic は、ハードディスクが IBM DDRS-34560 (4GB)で、 主記憶 128MB、フレームバッファが TGX+(4MB) という構成です。 このマシンに Free Solaris 8 をインストールしました。 CD-ROMドライブは外付け12倍速(Sun純正)の物を使いました。 SPARCclassic のアーキテクチャは sun4m なので、Solaris 8 も ちゃんと入ります。

``SOLARIS 8 INSTALLATION'' の CD-ROM から起動すると Ultra1 クラスでも猛烈にかったるいので、``SOLARIS 8 SOFTWARE 1 OF 2'' から ブートします。 あとは通常の Solaris のインストール手順のままです。 後から色々と追加インストールするのが面倒なので Entire Distribution を選びました。 Locale はデフォルトの日本語(EUC)の他にUSとGBを入れてみました。

結果と考察

インストールに要した時間は以下のとおり。
状態経過時刻 (時:分)
CD-ROMからブート0:00
最初のreboot1:50
2枚目のCD-ROMのインストール完了3:05
3枚目のCD-ROMのインストール完了3:55
全体3:55

SuperSPARC 50MHz x2, Mem:96MB の SPARCstation20 に CUIでインストールした時は、frロケールも入れて約110分でした。 GUIを使ったとはいえ、いかにSPARCclassicが遅いかが分かります。 しばしば CD-ROM がだんまりの状態になるので、CPUが遅いの が効いているのは明らかです。

その他の処理時間は以下のとおりです。 最初は色々な処理が入って時間がかかるので、2回目以降に 測定したものです。
bootコマンドからCDEのログイン画面まで2分30秒
ログイン操作からCDEが立ち上がるまで1分30秒
netscapeの起動(ブランクページの表示)1分20秒

測定するのも待ちくたびれます(^_^;)
やはりCDEは使わない方が幸せでしょう。


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