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Last update: Dec 25, 2005
某社の HPC Alpha のケースが手に入ったので、 衝動買いしてきたASUS SK8V(中古)を詰めて Opteronマシンを組んでみました。
…と一文だけ読んでオッと思った人は、色々と事情をご存知でしょう。
でも、悪意はないのですよ。
私は、ピンポイントで爆速なマシンが欲しいわけじゃなくて、
まんべんなく普通に速くて省電力な、
Opteronマシンが欲しいだけなのです。
SuSE Linux (AMD64) が稼働中のOpteron WS
(後ろにも何か見えるけれど気にしない)
ミニタワー筐体は大きいので嫌いなのですが、Opteron用のマザーボードはどれもATX以上の大きさなので、
どうしてもミニタワーになってしまいます。できるだけ小柄なものを探していたのですが、
目にとまったのがこのケースです。背丈と幅は普通ですが、
奥行きが44cmしかないのでかなり小さな印象を受けます。
大口径ファンが付いて放熱がしやすく、某社でも長年採用されてきたケースです。
実は汎用品らしいので、色違いのは探せば見つかると思います。
今回は運良く古いAlpha機が見つかったので、
早速購入して中身を入れ替えてみました。
解体前の様子です。マザーボード164UXにAlpha21164Aが乗っています。 (昔はこれでも爆速だったのに…。)
電源もはずして、内部を水拭きしたら、結構きれいになりました。
肝心の外装は傷や焼けが多くて残念でしたが…。
ところでこのケース、
FDDとHDDのブラケットを外せば、E-ATXも頑張って入れられそうな感じです。
チャレンジしてみたかったのですが、資金がないので諦めました。
これが本当の「内臓」。
(内臓と内蔵の違いが分からない人は黙っていてください。)
ASUS SK8Vをケースに納めたところです。
他のマシンで使うために買っていたOpteron150が、半年ほど手元に転がっていました (なんてぜいたくな…)。 HPCを目指すということで(ウソ)、このOpteron150を使ってみます。
完成品の内部です。
ワークステーション志向(?)ということで、ビデオカードはnVIDIA Quadro NVS280 AGPを入れてみました。
リムーバブルハードディスク用のトレイはSCSI用だったので使っていません。
ケースファンはファンコン付きの静音ファンに取り替えてあります。
あまり回転を上げなくてもCPUは十分に冷えます。
リアビューはいたって普通です。
プロセッサ | AMD Opteron 150 (OSA150CEP5AT, Rev.CG) |
マザーボード | Asus SK8V (BIOS 1003.007) |
メモリ | PC3200 DDR CL3 512MB ECC Registered (バルク, SAMSUNGチップ) x2 |
ケース | HPC-Alpha164Lから流用 |
電源 | 350W (某P4対応ケースの付属品, 詳細不明) |
Video | nVIDIA Quadro NVS280 AGP 64MB (バルク) |
HDD | Seagate ST340014A (40GB) |
OS | SuSE Linux 9.2 (64bit版) |